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抗うつ薬試験のプラセボ反応は上昇していない

日・英共同で「二十年来の常識」覆す

2016年11月14日 07:00

イメージ画像 (c)Getty Images ※画像はイメージです

 抗うつ薬治験におけるプラセボ反応率は1970年代以降は上昇傾向にあることが"常識"とされてきたが、今回、「プラセボ反応には20年以上変動がない」という、これまでの常識を覆す研究結果が報告された。京都大学大学院健康増進・行動学分野教授の古川壽亮氏らはUniversity of Oxford、Technische Universität München、University of Bernと共同で、単極性大うつ病患者を対象とした抗うつ薬の二重盲検ランダム化比較試験(RCT)のシステマチックレビューを行い「過去25年間のプラセボ反応率は35~40%の範囲で安定的に推移しており、年々上昇しているわけではない」との解析結果をLancet Psychiatry2016; 3: 1059-1066)で報告した。

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