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良性の非機能性副腎腫瘍に糖尿病リスク

【海外短報】

 2016年11月15日 07:05
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イメージ画像 (c)Getty Images ※画像はイメージです

 良性の副腎腫瘍でホルモンの過剰分泌がない非機能性副腎腫瘍(NFAT)に分類された患者を平均7年超追跡した研究で、4人に1人強の割合で前糖尿病または2型糖尿病の発症が見られることが示された。米・Brigham and Women's HospitalのグループがAnn Intern Med2016; 165: 533-542)に発表した。

 良性副腎腫瘍は腹部画像検査で発見されることが多い。同グループは、良性のNFATに分類された166例と副腎腫瘍がない対照740例を追跡し、高血圧、前糖尿病または2型糖尿病、高脂血症、心血管イベント、慢性腎臓病の発症を比較した。

 その結果、平均7.7年間の追跡における前糖尿病または2型糖尿病の発症は対照群の615例中72例(11.7%)に対し、NFAT群では110例中30例(27.3%)と有意に多かった(絶対リスク差15.6%、補正後リスク比1.87、95%CI 1.17〜2.98)。NFATとその他の転帰との関連は見られなかった。デキサメタゾン抑制試験後のコルチゾル正常範囲内高値は、NFATのサイズの大きさおよび2型糖尿病の有病率の高さと関係していた。

 同グループは「NFATの分類がホルモン分泌の継続性と代謝リスクの可能性を適切に反映しているか、再評価すべきである」としている。

(編集部)

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