働き盛りの糖尿病未治療が世界の課題
世界糖尿病デーでの会見
2016年11月15日 19:27
昨日(11月14日)の「世界糖尿病デー」(関連記事1、2)に合わせて、世界糖尿病デー実行委員会が東京都でメディアセミナーを開催し、この日の疾患啓発を提唱した国際糖尿病連合(IDF)の会員でもある日本糖尿病学会、日本糖尿病協会の各理事長らが国内の対糖尿病戦略による効果と課題を整理した。疾患啓発が効を奏し、この10年間で受診率が向上した一方、働き盛りの未治療例や治療中断例が存在する。同セミナーには国の糖尿病対策を推進する「日本糖尿病対策推進会議」の会長らも出席し、「糖尿病を増やさない」「悪化させない」ための取り組みを報告した。