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受動喫煙症の診断基準を改定

日本禁煙学会

 2016年11月19日 07:00

 日本禁煙学会は2005年に策定した「受動喫煙症の分類と診断基準」を今年(2016年)10月に全面改定した「受動喫煙症の分類と診断基準」Version 2を同学会のホームページで発表した。同学会理事長の作田学氏は「受動喫煙症の診断は、受動喫煙に苦しんでいる多くの人を救う切り札になる」とし、受動喫煙症の診断可能な医療機関への紹介を勧めている。

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新型たばこによるものも含む

 日本禁煙学会・禁煙医師連盟の診断基準委員会は、2005年に世界で初めて受動喫煙症の分類と診断基準を策定、発表した。その後、多くの患者を診断する中で、①必ずしもニコチンの検出はなくても容易に診断ができる②受動喫煙で生じる疾患が多岐にわたる③急性受動喫煙症、あるいは慢性受動喫煙症に再発性を入れるべき場合が多く、再発性を入れてもよい④近年、電子たばこが普及してきて、呼気中のニコチンによって手足の痺れ、頭痛、狭心症、心筋梗塞が生じる例もある⑤慢性受動喫煙症では合併していた疾患の悪化も見られる―ことが分かってきた。

 以上から、日本禁煙学会は①受動喫煙症をレベル0~5の6段階〔正常、無症候性急性受動喫煙症、無症候性慢性受動喫煙症、急性(再発性)受動喫煙症、慢性(再発性)受動喫煙症、重症受動喫煙症〕に分類②ニコチニンの検出は除外③再発性も含んでよいとする④電子たばこなどの新型たばこによるものも含む―などの全面改定を行った。

 作田氏は「この診断基準はわれわれが世界で初めて策定した。症状の出現が受動喫煙の停止とともに消失する急性受動喫煙症(レベル3)の状態をいち早く見つけて対処することが重要である。それにより、多くの受動喫煙に苦しんでいる人を救う切り札になることが分かった。わが国ではまだ受動喫煙に曝露する人、受動喫煙症に苦しんでいる人が多い。そのような人を受動喫煙症が診断できる医療機関にぜひ紹介もらいたい」と述べている。

(大江 円)

  

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