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首都圏でマイコプラズマ流行、集団感染も〔CBnews〕

東京は過去5年平均より高い値

CBnews | 2016.11.21 12:48

 乾いた咳や発熱などの症状が出る「マイコプラズマ肺炎」の流行が首都圏で本格化している。7日から13日までの週の患者報告数は、東京など4都県で前週を上回り、特に千葉県では前回の流行(2012年)以降で最多となった。東京都も「過去5年平均と比較して高い値で推移している」と指摘。集団感染も報告されており、患者が増加傾向の自治体は警戒を強めている。

 7日から13日までの週の基幹定点医療機関当たりの患者報告数は、東京都が前週比45%増の1.92人、埼玉県が33%増の2.4人、千葉県が33%増の2.22人、神奈川県が32%増の1.44人となった。千葉県では、感染症法に基づく1999年の調査開始以降で過去最多の2.67人を記録した12年とほぼ同じ流行状況となっている。

 東京都内では2カ月ほど前から患者が増加傾向となっており、この週の保健所管内別の患者報告数は渋谷区が7.0人で最も多かった。以下は池袋(5.0人)、多摩府中(4.67人)、新宿(4.0人)、板橋区(3.0人)などの順だった。

 流行の拡大に伴い、都内の学校などで集団感染が相次いでいる。江戸川区は「9月末から集団感染が確認されている」と指摘。八王子市も小児科定点当たりの患者報告数が前週比1.4倍になったことを挙げ、手洗いなど感染予防の徹底を求めている。

 マイコプラズマ肺炎は、マイコプラズマを病原体とする呼吸器感染症。重症肺炎となるケースもあり、中耳炎や溶血性貧血、無菌性髄膜炎、脳炎、肝炎を併発することもある。飛沫感染や接触感染などで広がるとされている。

(2016年11月18日 新井哉・CBnews)

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