AF罹病のリスクスコアを開発
AHA 2016、3件の国内コホートをメタ解析
2016年11月22日 13:50
心房細動(AF)は心不全や脳梗塞のリスク因子として知られるが、その予防に不可欠となるAF罹病を予測するリスクスコアの開発が課題となっている。The J-RISK AF Research Group 〔日本医療研究開発機構(AMED)研究事業、代表・奥村謙氏〕では、日本における地域住民を対象とした3件のコホート研究のデータをメタ解析し、AF罹病に関わるリスクスコアを開発してきたが、今回、班員の国立循環器病研究センターの小久保喜弘氏らがその解析結果を米国心臓協会年次集会(AHA 2016,11月12~16日,ニューオリンズ)で報告した。