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劇症のレンサ球菌感染症、過去最多の患者数〔CBnews〕

高い致死率、自治体が注意喚起も

CBnews | 2016.11.24 16:30

 急激に病状が進行して急性腎不全や多臓器不全などを起こし、高い致死率から「人食いバクテリア」とも呼ばれる「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」の今年の患者報告数が1999年の調査開始以降で最多となっていることが22日、国立感染症研究所がまとめた患者報告で分かった。患者が増加傾向の自治体では、重症化を防ぐため、早めに医療機関で治療を受けるよう促している。

 「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」は、発熱や疼痛を伴って突発的に発症し、急速に病状が進む。発病後は数十時間以内に筋肉周辺の組織の壊死や急性腎不全、成人型呼吸窮迫症候群(ARDS)などを引き起こす。致命率は30%以上とされている。主に抗菌剤による治療が行われるが、感染が広がらないように壊死した部位を切除するケースもある。感染症法に基づく全数報告対象の疾患(5類感染症)で、診断した医師の届け出が義務付けられている。

 国立感染症研究所によると、「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」の今年の患者報告数(13日時点)は442人。すでにこれまでで最も多かった昨年の報告数(431人)を上回り、過去10年間の平均値の2倍以上となっている。

 都道府県別では東京が60人で最も多く、以下は神奈川(48人)、兵庫(26人)、福岡(25人)、大阪(24人)、愛知(22人)、千葉(20人)、埼玉(19人)、北海道(14人)、静岡(12人)、新潟(11人)などの順だった。

 重症化のリスクを下げるには早期の治療が有効とされているため、患者の報告が多い自治体は注意喚起に懸命だ。昨年に比べて2倍超の報告があった札幌市はホームページで、幅広い年齢層で発症することや、発症の機序に不明な点が多いことを説明。医師に対して診断から7日以内に最寄りの保健所に届け出ることを求めている。

(2016年11月22日 新井哉・CBnews)

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