うっ血改善も36カ月後の心血管死減少せず
ナトリウム利尿ペプチドのTRUE-AHF試験
2016年11月28日 18:15
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ナトリウム利尿ペプチドであるularitideの有効性と安全性を検討したTRUE-AHF※の結果は、これまでの急性心不全に関する考え方を大きく変えるかもしれない―。米・Baylor University Medical CenterのMilton Packer氏は、急性心不全患者に対する平均6時間以内のularitideの緊急投与でも、長期の心血管死リスクを減少させなかったことを米国心臓協会学術集会(AHA 2016、11月12~16日、ニューオリンズ)で報告した。