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血清Ca高値は2型糖尿病リスクの可能性

【海外短報】

 2016年11月29日 07:00

イメージ画像 (c)Getty Images ※画像はイメージです

 血清カルシウム(Ca)高値は2型糖尿病の発症リスクを高める可能性があることを示す研究結果が、米・University of MinnesotaのグループによりAm J Clin Nutr2016; 104: 1023-1029)に発表された。

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 3件のコホート研究で、血清Ca高値と2型糖尿病との関係が示唆されている。同グループは、Atherosclerosis Risk in Communities(ARIC)研究の参加者1万2,800例を対象に、血清Ca値と2型糖尿病との関係を検討した。また、Ca感知受容体(CaSR)遺伝子の一塩基多型(SNP)rs 1801725と糖尿病発症との関係についても評価した。

 平均8.8年の追跡で1,516例が2型糖尿病を発症した。人口統計学的変数と生活習慣因子を補正した結果、血清Ca値の最高五分位群は最低五分位群と比べ糖尿病発症リスクが有意に高かった〔ハザード比(HR)1.34、95%CI 1.14〜1.57、五分位の傾向性のP<0.0001〕。このリスク上昇はウエスト周囲長、BMIを補正後も有意であった(同1.26、1.07〜1.48、傾向性のP=0.004)。さらに、代謝経路のバイオマーカー(25-ヒドロキシビタミンD、副甲状腺ホルモン、リン)を補正した場合も、この関係に大きな変化はなかった。

 肥満を補正後、血清Ca値と2型糖尿病との関係は黒人では有意だったが(HR 1.48、95%CI 1.11〜1.98、傾向性のP=0.002)、白人では有意ではなかった(同1.17、0.96〜1.43、傾向性のP=0.17)。白人では、CaSR遺伝子SNP rs 1801725は血清Ca値と関係していたが、糖尿病リスクとの関連は認められなかった。

(編集部)

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