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子宮内膜症と乳がんに関係か

【海外短報】

 2016年11月30日 07:00
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イメージ画像 (c)Getty Images ※画像はイメージです

 子宮内膜症とエストロゲン受容体(ER)陽性╱プロゲステロン受容体(PR)陰性乳がんとの関係を示すデータが、米・Harvard UniversityのグループによりObstet Gynecol2016; 128: 1025-1031)に発表された。

 子宮内膜症と乳がんのリスクに関する先行研究の結果は一致していない。同グループは、1989年に登録した女性看護師11万6,430例を2013年まで追跡したNurses'Health Study Ⅱで、腹腔鏡により確認された子宮内膜症と乳がんリスクとの関係を前向きに検討した。

 登録時に5,389例が子宮内膜症の診断を報告した。24年間の追跡で確認された乳がん発症は4,979例であった。解析の結果、子宮内膜症群と非子宮内膜症群の乳がん全体の発症率に有意差は認められず〔補正後ハザード比(aHR)0.96、95%CI 0.88〜1.06〕、閉経前および閉経後の乳がん発症率にも有意差はなかった。

 一方、腫瘍のホルモン受容体との関係では、ERとPRがともに陽性およびともに陰性の乳がんのリスクは子宮内膜症群と非子宮内膜症群で有意差はなかったが、ER陽性╱PR陰性乳がんの発症率は子宮内膜症群で有意に高く(1万人・年当たり2.87例対1.32例)、非子宮内膜症群と比べリスクは約2倍であった(aHR 1.90、95%CI 1.44〜2.50)。

(編集部)

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