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敗血症患者にCa感受性増強薬追加は有益か

【海外短報】

 2016年12月01日 07:05
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イメージ画像 (c)Getty Images ※画像はイメージです

 敗血症の標準治療へのlevosimendan(カルシウム感受性増強薬)追加に臓器不全の重症度や死亡率を改善する効果は認められないと、英国のグループがN Engl J Med2016; 375: 1638-1648)に発表した。

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 同グループは、levosimendanが成人敗血症患者の臓器不全の重症度改善に有効かどうかを検討する二重盲検ランダム化比較試験を実施。516例を登録し、標準治療に加えてlevosimendan(0.05〜0.2μg/kg/分)を24時間静注する群に259例、プラセボを静注する群に257例を割り付けた。主要評価項目は、集中治療室在室中に最長28日目まで毎日測定したSequential Organ Failure Assessment (SOFA)スコアの平均とした(最高スコアは20で、スコアが高いほど機能障害が重症)。

 解析の結果、levosimendan群とプラセボ群の平均SOFAスコアに有意差はなかった(6.68対6.06、P=0.053)。28日目の死亡率はlevosimendan群が34.5%、プラセボ群が30.9%であった(P=0.43)。

 登録時に人工呼吸器が必要だった患者のうち28日間で離脱に成功した患者の割合は、levosimendan群の方が低かった(ハザード比0.77、P=0.03)。また、levosimendan群では上室性頻拍のリスクが高かった(3.1%対0.4%、P=0.04)。

(編集部)

  

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