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HIVワクチンの有効性、検証へ

南アで第Ⅱb/Ⅲ相臨床試験始まる

 2016年12月01日 17:50
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イメージ画像 (c)Getty Images ※画像はイメージです

 HIV撲滅の切り札として期待されているHIVワクチンの開発が、着実に前進している。米国立衛生研究所(NIH)は11月28日、2つのワクチン候補を組み合わせたレジメンによるHIV感染の予防効果を検証することを目的とした第Ⅱb/Ⅲ相臨床試験であるHIV Vaccine Trials Network(HVTN)702が南アフリカで開始されたと発表した。現在、各国で複数のHIVワクチンの開発が進んでいるが、有効性を評価するための臨床試験はこの7年間実施されていなかった。

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わずかな予防効果でも疾病負担の軽減に

 同試験はNIH傘下の米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)による助成を受け実施される。南アフリカのHIVに感染していない18~35歳の性的に活発な男女5,400人を対象に、カナリアポックスウイルスベクターワクチン(ALVAC-HIV)と、HIVの表面にある外膜蛋白質gp120を用いたワクチンの2つのワクチン候補を組み合わせたレジメンによる感染予防効果が検証される。

 このレジメンは、タイで実施されたRV144試験に基づいたもの。同試験では、これら2つのワクチン候補を接種することで、平均3.5年の追跡期間中にHIVの感染頻度がプラセボに比べて31.2%低下したことが2009年に報告されている。今回は、同レジメンを南アフリカで流行しているHIVサブタイプに適合させるとともに、接種スケジュールの修正(1年後にブースター接種)や特定のアジュバント(MF59)の使用によって、さらに長期の予防効果を得られるかどうかが検討される。

 南アフリカでは毎日約1,000人が新たにHIVに感染しているという。NIAIDのAnthony S. Fauci長官は「たとえワクチンによる予防効果がわずかであっても,南アフリカなどのHIV感染者が多い国々では疾病負担の大幅な軽減につながるはずだ」と期待を寄せている。

 なお、HVTN702試験の結果は2020年までに得られる見通し。

(岬りり子)

  

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