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第21回慶應医学賞に本庶佑氏ら

 2016年12月02日 13:45
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イメージ画像 受賞者のPääbo氏(左から2人目)、本庶氏(同3人目)

 慶應義塾は12月1日、東京都内の同大学北里講堂で第21回慶應医学賞授賞式を開催し、受賞者の京都大学大学院客員教授・本庶佑氏とドイツ・マックス・プランク進化人類学研究所教授・Svante Pääbo氏に賞状とメダル、賞金1,000万円をそれぞれ贈呈した。授賞研究テーマは、本庶氏が「PD-1分子の同定とPD-1阻害がん免疫療法原理の確立」、Pääbo氏が「人類進化の分子遺伝学への貢献」。

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「基礎医学の研究は直接役立つ成果を挙げることができる」

 慶應医学賞は、同大学医学部の卒業生である故・坂口光洋氏の寄附により設置された慶應義塾医学振興基金の事業の一環として、1996年より医学・生命科学領域において顕著かつ創造的な業績を挙げた研究者を表彰している。

 本庶氏は、受賞者挨拶として「過去の偉大な受賞者の1人に加えられたことは、言葉では言い表せない光栄。何かを知りたいという自分のcuriosityから研究を始め、その成果が人々の役に立ち、患者の命を救えるようになったことはこの上ない幸せ。基礎医学の研究は短期間で成果を出すことは期待できず、長期にわたる広い視点が必要。生命科学に関する若い研究者が置かれた苦しい立場をぜひ認識して欲しい。今回の受賞を機に、私のような基礎医学の研究者が社会の人々に直接役立つ成果を挙げることができる、というメッセージになればありがたい」と述べた。

 同医学賞の受賞者からは、東京工業大学名誉教授の大隅良典氏(第20回、2015年)をはじめこれまで7名のノーベル賞受賞者を輩出している。

(林 みどり)

  

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