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ヒドロコルチゾンは敗血症ショック予防せず

【海外短報】

 2016年12月13日 07:00

イメージ画像 (c)Getty Images ※画像はイメージです

 敗血症性ショックを発症していない重症敗血症患者に対するヒドロコルチゾン投与に敗血症性ショックを減少させる効果は認められないと、ドイツのグループがJAMA2016;316:1775-1785)に発表した。

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 Surviving Sepsis Campaignで、ヒドロコルチゾンによる補助療法は難治性敗血症性ショック患者における有益性が示唆されている。しかし、敗血症性ショックを伴わない重症敗血症患者に対するヒドロコルチゾン投与の有効性に関しては議論がある。

 同グループは、2009年1月〜13年8月にドイツ国内34施設で、敗血症性ショックを発症していない成人の重症敗血症患者380例を登録。ヒドロコルチゾン200mgを5日間注入後に11日間かけて減量・中止する群とプラセボ投与群に各190例をランダムに割り付けた。追跡期間は180日間だった。

 主要評価項目は14日以内の敗血症性ショックの発症、副次評価項目は敗血症性ショック発症までの時間、集中治療室(ICU)内または院内での死亡率、180日目までの死亡率、二次感染症の発症率、ウィーニングの失敗率、筋力低下の発生率、高血糖(血糖値150mg/dL超)の発症率とした。

 その結果、14日以内の敗血症性ショックの発症率はヒドロコルチゾン群が21.2%(36/170例)、プラセボ群が22.9%(39/170例)で有意差は認められなかった(P=0.70)。敗血症性ショック発症までの時間、ICU内または院内での死亡率にも有意差はなかった。180日目までの死亡率はヒドロコルチゾン群が26.8%、プラセボ群が22.2%だった(P=0.32)。

 二次感染症の発症率、ウィーニングの失敗率、筋力低下の発生率、高血糖の発症率に関しても両群間で有意差はなかった。

(編集部)

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