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便移植でディフィシル菌再感染予防

【海外短報】

 2016年12月15日 07:05

イメージ画像 (c)Getty Images ※画像はイメージです

 3回以上の再発歴を有するClostridium difficile感染症(CDI)患者を対象とした試験で、他人の便を用いた便細菌叢移植(FMT)は患者自身の便を用いたFMTより臨床的治癒率が有意に優れていることが示された。米・Brown UniversityのグループがAnn Intern Med2016;165:609-616に発表した。

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 再発性CDIに対するFMTの有効性に関するこれまでのエビデンスは、ケースシリーズ研究やオープンラベルの臨床試験に限られている。同グループは、再発性CDIに対するドナー便または自家便を用いたFMTの有効性と安全性を検討するランダム化比較試験を実施した。

 対象は3回以上のCDI再発歴があり、直近の再発時にバンコマイシンの全コース投与を受けた46例。ドナー便群に22例、自家便群に24例をランダムに割り付け、大腸内視鏡でFMTを行った。主要評価項目は、8週間の追跡におけるさらなる抗CDI治療を必要としない下痢の解消とした。

 その結果、下痢が消失した患者は自家便群の24例中15例(62.5%)に対し、ドナー便群では22例中20例(90.9%)と有意に多かった(P=0.042)。自家便群でCDIの再発が認められた9例は、その後のドナー便によるFMT施行後には再発が見られなくなった。

(編集部)

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