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腹部大動脈瘤の血管内修復術長期成績は不良

【海外短報】

 2016年12月19日 07:00

イメージ画像 (c)Getty Images ※画像はイメージです

 腹部大動脈瘤に対するステントグラフトによる血管内修復術(EVAR)は開腹手術による修復術と比べ短期死亡率は低いが、長期死亡率は有意に高いことを示すランダム化比較試験(RCT)の結果が、英国のグループによりLancet2016; 388: 2366-2374)に発表された。

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 同グループは、腹部大動脈瘤患者を対象とした英国のRCT(EVAR試験1)のデータを用いて、EVARに開腹手術を上回る長期生存ベネフィットがあるかどうかを検討した。同試験には37施設が参加。1999年9月〜2004年8月に60歳以上で直径5.5cm以上の腹部大動脈瘤を有する患者1,252例を登録し、EVAR群と開腹手術群に各626例を割り付けた。2015年6月まで平均12.7年間追跡し、両群の全死亡と動脈瘤関連死を比較した。

 追跡期間中の死亡は910例で、うち101例が動脈瘤関連死だった。100人・年当たりの死亡率はEVAR群が9.3例、開腹手術群が8.9例で有意差は認められなかった〔補正ハザード比(aHR)1.11、95%CI 0.97〜1.27、P=0.14〕。

 追跡6カ月までの死亡率はEVAR群が開腹手術群より低く、全死亡のaHRは0.61(95%CI 0.37〜1.02、P=0.06)、動脈瘤関連死のaHRは0.47(同0.23〜0.93、P=0.031)であった。しかし、追跡期間が8年を超えると死亡率はEVAR群が有意に高く、開腹手術群と比べた全死亡のaHRは1.25(95%CI 1.00〜1.56、P=0.048)、動脈瘤関連死のaHRは5.82(同1.64〜20.65、P=0.0064)であった。

(編集部)

  

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