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アジスロマイシンの喘息改善効果は

【海外短報】

 2016年12月22日 07:05
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イメージ画像 (c)Getty Images ※画像はイメージです

 成人喘息患者の急性増悪に対するアジスロマイシン(AZM)投与にプラセボを上回る症状改善効果は認められなかったとする多施設ランダム化比較試験の結果が、英国のグループによりJAMA Intern Med2016; 176: 1630-1637)に発表された。

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 ガイドラインでは喘息急性増悪時の抗生物質使用は推奨されていない。先行研究で成人喘息の急性増悪に対するマクロライド系抗生物質テリスロマイシンの有効性が報告されているが、有害事象のために使用が制限されている。同グループは、同じマクロライド系薬で安全性の面で問題が少ないと考えられるAZMの成人喘息患者の急性増悪に対する有効性を検討した。

 対象は喘息罹病期間6カ月以上で、急性増悪発症から48時間以内に受診し、経口または静注によるステロイド投与を必要とした患者。AZM 500mg/日またはプラセボを3日間投与し、ランダム化割り付け後10日目の症状スコアを比較した。

 試験に参加した31施設で、計4,582例がスクリーニングされた。計画された登録患者は380例だったが、極めて多くの患者が既に抗生物質を投与されていたため、受診後48時間以内にランダム化割り付けされた患者は199例であった。

 AZM群とプラセボ群の受診時の症状スコアは同等(4.14対4.18)だった。10日目の症状スコアはそれぞれ2.09、2.20(差-0.166)で、事前に定めた有意な治療効果サイズ(-0.3)には達しなかった。両群の10日目までのQOL、肺機能、症状スコア50%低下までの日数にも有意差はなかった。

(編集部)

  

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