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脳梗塞血栓除去時の意識下鎮静効果

【海外短報】

 2016年12月24日 07:05
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イメージ画像 (c)Getty Images ※画像はイメージです

 急性脳梗塞患者の血栓除去術における意識下鎮静法は支持されないと、ドイツのグループがJAMA2016; 316: 1986-1996)に発表した。

 ランダム化比較試験のエビデンスが少ないため、急性脳梗塞に対する血栓除去術時の鎮静と気道の適切な管理には議論がある。同グループは、意識下鎮静法が全身麻酔より血栓除去術後の早期神経学的改善に優れているかどうかを検討した。

 対象は前方循環系の急性脳梗塞患者で、米国立衛生研究所脳卒中スケール(NIHSS)スコア高値(10点超)の150例。気管内挿管下全身麻酔群(全麻群)に73例、非挿管意識下鎮静群(鎮静群)に77例をランダムに割り付けた。主要評価項目は24時間後のNIHSSスコアの改善で、4点以上の差を臨床的に意味ありとした。

 その結果、入院時と比較した血栓除去術24時間後のNIHSSスコアの変化は全麻群-3.2点、鎮静群-3.6点で有意差は認められなかった。全麻群は鎮静群と比べ術後合併症(抜管遅延、肺炎など)の頻度が高かったが、3カ月後の機能的自立の達成率は高かった(37.0%対18.2%、P=0.01)。

(編集部)

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