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多嚢胞性卵巣症候群を改善する物質

【海外短報】

 2016年12月26日 07:00

イメージ画像 (c)Getty Images ※画像はイメージです

 赤ワインなどに含まれるポリフェノールのレスベラトロールが多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)患者の男性ホルモン抑制やインスリン抵抗性の改善に有効であると、ポーランドのグループがJ Clin Endocrinol Metab2016; 101: 4322-4328)に発表した。

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 PCOSは出産可能年齢の女性に多い内分泌障害で、アンドロゲン過剰が主な特徴。卵巣莢膜・間質細胞を用いた研究で、レスベラトロールによるアンドロゲン産生減少が示唆されている。

 同グループは、ロッテルダム基準でPCOSと診断された女性30例をレスベラトロール1,500mg/日群またはプラセボ群にランダムに割り付け、3カ月間経口投与した。主要評価項目は、血清総テストステロン値の変化とした。

 その結果、レスベラトロール群では血清総テストステロン値とデヒドロエピアンドロステロン値の有意な低下(-23.1%、-22.2%、ともにP=0.01)が認められた。また、レスベラトロール群では空腹時インスリン値の31.8%低下(P=0.007)と、インスリン感受性指数(Matsuda and DeFronzo)の66.3%上昇(P=0.04)が見られた。ゴナドトロピン値、脂質プロファイル、炎症マーカーおよび血管内皮機能に有意な変化はなかった。

(編集部)

  

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