メニューを開く 検索を開く ログイン

ホーム »  ニュース »  2017年 »  循環器 »  左冠動脈主幹部はCABGが好成績

左冠動脈主幹部はCABGが好成績

【海外短報】

 2017年01月12日 07:00

イメージ画像 (c)Getty Images ※画像はイメージです

 左冠動脈主幹部(LMT)病変に対する長期治療成績は、冠動脈バイパス術(CABG)が経皮的冠動脈インターベンション(PCI)より優れていることを示す試験結果が、国際共同研究グループによりLancet2016; 388: 2743-2752)に発表された。

続きを読む(読了時間:約 1 分) 

 LMT病変の標準的血行再建術はCABGだが、近年はPCIの施行が増加している。同グループは、LMT病変に対する治療法として薬剤溶出ステント(DES)を用いたPCIがCABGに非劣性であるかどうかを検討する多施設非盲検下ランダム化比較試験を実施した。

 対象は安定狭心症、不安定狭心症、非ST上昇型心筋梗塞(MI)患者の計1,201例。CABG群とPCI群に1:1でランダムに割り付け、主要評価項目は全死亡、手技に関連しないMI、冠動脈血行再建術の再施行と脳卒中を複合した主要心脳血管イベント(MACCE)とした。PCIのCABGに対する非劣性は、5年間の追跡でハザード比(HR)の95%CI上限値が1.35を超えないこととした。

 解析対象は1,184例(各群592例)であった。その結果、Kaplan-Meier法による5年間の推定MACCE発生率はPCI群が29%、CABG群が19%で、HR 1.48(95%CI 1.11〜1.96)とPCIの非劣性は認められず、結果としてCABGがPCIより有意に優れていることが示された(P=0.0066)。

 両群の5年推定全死亡率と脳卒中発症率に有意差はなかったが、PCI群はCABG群と比べ手技に関連しないMI発症率(7%対2%、HR 2.88、95%CI 1.40〜5.90、P=0.0040)と、冠動脈血行再建術の再施行率(16%対10%、同1.50、1.04〜2.17、P=0.032)が有意に高かった。

(編集部)

コメント機能は会員限定サービスです。

セミナー開催情報

ランキング

  1. 1

    家庭血圧の日々変動が認知症発症リスクに

  2. 2

    切除不能大腸がんの一次治療に新たな選択肢

  3. 3

    重度精神疾患患者は平均余命が20年以上短い

  4. 4

    ASCO2017 がん免疫療法のトピックス

  5. 5

    厳格降圧で左室肥大の発症抑制、退縮促進

  6. 6

    糖尿病がCABG後のグラフト開存に影響か?

  7. 7

    毎月、ネットショッピングで利用する金額は?

  8. 8

    8学会で抗菌薬適正使用を支援

  9. 9

    脳梗塞と誤認されたフグ毒中毒の症例

  10. 10

    2050年に世界で1億1,500万人が失明

  11. アクセスランキング一覧 
  1. 1

    "HDL-C上昇薬"の悲劇と不可解

  2. 2

    漢方生薬、記載のない重大リスクも

  3. 3

    製薬業界の自主規制、「行き過ぎてないか」

  4. 4

    週3~4回の飲酒で糖尿病リスクが最低に

  5. 5

    生活指導で年相応の睡眠時間を

  6. 6

    大動脈ステントグラフトで死亡例も

  7. 7

    "糖尿病が世界を滅ぼす"が現実に!?

  8. 8

    2つのチェックリストをフレイル予防に活用

  9. 9

    3つのGLを統合した成人肺炎診療GLとは?

  10. 10

    統合失調症、陰性症状の治療と支援

  11. アクセスランキング一覧 

ホーム »  ニュース »  2017年 »  循環器 »  左冠動脈主幹部はCABGが好成績

無料会員登録で、記事が全文閲覧できます。

記事を読めば読むほどCapが貯まる貯めたCapで豪華商品プレゼントに応募!

アンケート調査にご協力いただくと謝礼をお支払い※謝礼が発生しないアンケートもございます

下記キャンペーンコードを登録時にご利用頂くと
1,000ポイントを進呈いたします。※医師会員のみ(既に登録済みの会員は対象外)

コード:P08506138有効期限:8月末まで