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α遮断薬は大きな尿管結石の排石促進に有効

【海外短報】

 2017年01月13日 07:00
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イメージ画像 (c)Getty Images ※画像はイメージです

 α遮断薬は尿管結石の中でも、特に大きな尿管結石の排石促進に有効であることを示すメタ解析結果が、米・University of MichiganのグループによりBMJ2016; 355: i6112)に発表された。

 尿管結石治療におけるα遮断薬の有効性と安全性を検討するため、2016年7月までの医学電子データベースを検索。尿管結石患者を対象としたα遮断薬とプラセボまたはコントロールとのランダム化比較試験(RCT)のメタ解析を行った。主要評価項目は排石が認められた患者の割合とした。

 解析には55件のRCTが含まれた。その結果、α遮断薬が尿管結石の排石を促進することを示す中程度の質のエビデンスが得られた(リスク比1.49、95%CI 1.39〜1.61)。α遮断薬の排石効果は小さな結石では有意ではなかった(同1.19、1.00〜1.48)が、大きな結石では対照と比べ排石効果が57%高かった(同1.57、1.17〜2.27)。α遮断薬の排石効果に結石の存在部位による差は見られなかった。

 α遮断薬群は対照群と比べ排石までの日数が有意に短かった(平均差-3.79日、95%CI -4.45〜-3.14日)。また、α遮断薬群では痛みの回数が少なく、外科的介入および入院リスクが低かった。両群の重度有害事象の発現頻度は同等であった。

(編集部)

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