妊娠可能な全女性に毎日の葉酸サプリを推奨
米国予防医療サービス対策委員会が勧告
2017年01月15日 07:00
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米国予防医療サービス対策委員会(USPSTF)は1月10日、妊娠可能な全ての女性に対し、出生児の神経管閉鎖障害を予防するため、0.4~0.8mgの葉酸が含まれるサプリメントを毎日摂取すべきとする勧告を公式サイトおよびJAMA(2017; 317: 183-189)で発表した。USPSTFは2009年にも同様の勧告を発表しているが、同年以降に報告された研究データを評価した結果、推奨内容を変更する必要性はないとの判断が下された。なお、根拠とされているエビデンスの概要とシステマチックレビューも同誌(2017; 317: 190-203)に掲載されている。