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高K値の慢性心不全患者は転帰良好

【海外短報】

 2017年01月17日 07:10

イメージ画像 (c)Getty Images ※画像はイメージです

 血清カリウム(K)値がやや高めの慢性心不全(CHF)患者は同値が正常範囲内の患者より転帰が良好であると、イスラエルのグループがAm J Cardiol2016; 118: 1868-1874)に発表した。

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 CHF患者では血清K値に異常が見られることが多く、臨床転帰に大きな影響を及ぼす。同グループは、会員制医療保険組織(HMO)でCHFの診断を受けた6,073例を追跡し、血清K値と死亡との関係を検討した。

 平均血清K値は4.57mmol/Lで、正常範囲内(4.0〜5.0mmol/L)が68%、やや高値(5.0超〜5.5mmol/L未満)が17%、低値(4.0mmol/L未満)が11%、高K血症(5.5mmol/L以上)が4%であった。

 平均追跡期間は576日で、期間中の全死亡率は14%であった。Kaplan-Meier法による生存率は低K血症群(3.5mmol/L以下)が最も低く、やや高値群が最も高かった。併存症やCHFに対する薬物療法などの有意な予測因子を補正したCox回帰分析では、血清Kやや高値群は正常範囲内群と比べ死亡リスクが有意に低かった(ハザード比0.78、95%CI 0.64〜0.95、P=0.01)。

(編集部)

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