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喫煙者でクローン病再発予防のある医薬品

【海外短報】

 2017年01月18日 07:00
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イメージ画像 (c)Getty Images ※画像はイメージです

 クローン病(CD)患者の術後再発には喫煙が関係し、免疫調節薬のメルカプトプリン(6-MP)による術後再発予防効果は喫煙習慣がある患者だけに認められると、英国のグループがLancet Gastroenterol Hepatol2016; 1: 273-282)に発表した。

 CD患者の約60%は診断後10年以内に腸管の切除が必要となり、術後の再発率も高い。同グループは、腸管切除術を受けたCD患者240例を登録。6-MP連日経口投与群に128例、プラセボ群に112例をランダムに割り付け、3年間追跡した。主要評価項目は、CDの再発(CD活動性指数スコアが150ポイントを超え、かつ登録時から100ポイント以上の上昇)と抗炎症救済治療または外科的介入の必要性とした。

 その結果、再発により抗炎症救済治療または外科的介入を必要とした患者はプラセボ群が26例(23%)、6-MP群が16例(13%)で、補正後の解析では両群に有意差は認められなかった〔ハザード比(HR)0.54、95%CI 0.27〜1.06〕。

 サブグループ解析では、非喫煙患者の再発率はプラセボ群16%(14/86例)、6-MP群13%(13/99例)で有意差はなかった(HR 0.90、95%CI 0.42〜1.94)。対照的に、喫煙患者の再発率はプラセボ群の46%(12/26例)に対し、6-MP群では10%(3/29例)と有意に低かった(同0.13、0.04〜0.46)。

(編集部)

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