論文の捏造は元社員か? 医師か? ディオバン事件判決前に桑島巖氏が争点を整理 2017年01月19日 10:30 〔編集部より〕アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)バルサルタン(商品名ディオバン)に関する医師主導臨床研究のデータ改ざんをめぐる裁判が、昨年末(2016年12月)に結審した。今年3月16日に予定されている判決を前に、単行本『赤い罠--ディオバン臨床研究不正事件』(日本医事新報社、関連記事1、2)の著者であり、臨床研究適正評価教育機構(J-CLEAR)理事長である桑島巖氏にディオバン臨床研究不正事件における裁判の争点について寄稿してもらった。