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「患者の足を引っ張らないで」薬物報道に提言

当事者や医師らがガイドライン策定

2017年02月01日 17:50

4名の医師が参考になったと回答 

 「依存症は『回復可能な病気である』という事実を伝えて」「治療中の患者が見ると再使用につながる可能性があるため、『白い粉』や『注射器』といったイメージカットは使わないで」―。昨年(2016年)、元プロ野球選手やミュージシャンなど著名人の薬物使用に関する報道が相次いだが、不適切な報道によって依存症への偏見や誤解が助長されただけでなく、依存症治療の妨げとなる場合も多かったとして、依存症関連の当事者団体や医師などで結成された「依存症問題の正しい報道を求めるネットワーク」が「薬物報道ガイドライン(GL)」をまとめた。昨日(1月31日)、同ネットワークの発起人であるダルク女性ハウス代表の上岡陽江氏や国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部部長の松本俊彦氏、GL作成に協力した評論家の荻上チキ氏らが記者会見を開き、メディア関係者にその概要について説明。依存症治療に関わる松本氏は「不適切な報道によって、依存症と闘っている患者の足を引っ張らないでほしい」と訴えた。

(ガイドラインについて説明する上岡陽江氏=中央左、松本俊彦氏=同右)

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