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原因不明の流産に免疫寛容の破綻が関与か

2017年02月07日 07:05

齋藤氏 胎児は母体にとって半異物であるが、母体に拒絶されることなく妊娠が継続されるためには免疫寛容が深く関連しており、免疫寛容の破綻によって流産、妊娠高血圧腎症(PE)が起こると考えられる。母子間免疫寛容や制御性T細胞(Treg)の役割をはじめ、流産、PE、早産と免疫の関連など、臨床に近づいてきた生殖免疫学について富山大学大学院産科婦人科学教室教授の齋藤滋氏に聞いた。

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