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血栓回収療法の有効性を報道陣に啓発

「1人でも多くの患者を救いたい」と吉村紳一氏

2017年03月02日 15:30

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 急性期脳梗塞に対する血栓回収療法のエビデンスが確立したものの、日本での実施はいまだ少ない現状にある。その理由の1つとして、同療法に関する情報が行き渡っていないことが挙げられる。昨年(2016年)開催された第32回日本脳神経血管内治療学会学術総会において「脳梗塞に対する血管内治療の普及に関する学会宣言(神戸宣言)」を発表した(既報)兵庫医科大学脳神経外科学主任教授の吉村紳一氏は、2月27日に東京で開かれたメディアセミナー(主催:日本メドトロニック)で同療法の有効性や治療の現状などを解説。「既に広く認知されている心筋梗塞=カテーテル治療のように、脳梗塞にもカテーテル治療があることを多くの人に知ってもらいたい」とメディアに対して情報伝達を促した。

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