治療薬はあるのに減らない爪白癬
背景にある課題を読み解く
2017年03月14日 07:05
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難渋することが多かった爪白癬治療は、1990年代に経口抗真菌薬イトラコナゾールとテルビナフィンが登場し、大きく変わった。さらに外用液として、2014年にエフィナコナゾールが、2016年にはルリコナゾールも登場した。しかし、それに見合うほどの爪白癬患者の減少は見られず、足白癬との合併例も少なくない。背景にある課題について、東京警察病院皮膚科部長の五十棲健氏に聞いた。