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CAP罹患歴は心不全リスクを高める

 2017年03月20日 07:00

イメージ画像 © Getty Images ※画像はイメージです

 市中肺炎(CAP)に罹患した患者は年齢に関係なくその後の心不全発症リスクが高いと、カナダのグループがBMJ2017;356:j413)に発表した。

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 同グループは、CAPの心不全発症に対する寄与リスクを患者の年齢層と肺炎の重症度により評価した。2000~02年に、同国アルバータ州エドモントン市の6病院と7救急施設でCAPと診断された心不全歴がない成人4,988例を登録。症例と年齢、性、治療(入院または外来)がマッチする肺炎および心不全がない2万3,060例を対照群とした。2012年まで追跡し、Cox比例ハザード解析により心不全による入院と心不全および死亡の複合エンドポイントを評価した。

 追跡期間の中央値は9.9年で、心不全の発症率はCAP群が11.9%(592例)、対照群が7.4%(1,712例)だった(補正ハザード比1.61、95%CI 1.44~1.81)。65歳以下の心不全発症率はCAP群4.8%、対照群2.2%で群間の絶対差は小さかったが、CAP群の相対リスクは約2倍と高かった(同1.98、1.50~2.53)。対応する65歳超の発症率は24.8%対18.9%で群間絶対差は大きかったが、CAP群の相対リスクは65歳以下より低かった(同1.55、1.36~1.77)。

 CAP群の心不全発症リスクの高さは、短期(90日間)および中期(1年間)の追跡期間、さらに入院、外来にかかわらず一貫していた。

(編集部)

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