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低用量ステロイド維持療法でAIP再発抑制

【海外短報】

 2017年03月30日 07:00
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イメージ画像 © Getty Images ※画像はイメージです

 自己免疫性膵炎(AIP)の再発抑制に、低用量ステロイドによる長期維持療法が有効であることが示された。東北大学など日本の共同研究グループがGut(2017; 66: 487-494に発表した。

 ステロイドはAIPの標準治療として確立されているが、ステロイドによる維持療法の必要性については議論がある。同グループは、AIP患者に対するステロイド維持療法の有効性を明らかにするため多施設共同ランダム化比較試験を行った。

 2009年4月~12年3月に、対象としたAIP患者49例に経口プレドニゾロン(PSL)で寛解導入後、同薬5~7.5mg/日を3年間投与する群(維持療法継続群、30例)と、26週間で投与を中止する群(維持療法中止群、19例)に割り付けた。主要評価項目は3年間の無再発生存、副次評価項目はステロイドに関連する重篤合併症とした。

 両群の登録時の患者特性に差はなかった。3年間の再発率は維持療法継続群が23.3%(7/30例)、維持療法中止群が57.9%(11/19例)で、中止群と比べ継続群は再発率が有意に低く(P=0.011)、無再発生存期間が有意に長かった(P=0.007)。PSLの投与中止を要するステロイド関連の重篤合併症は観察されなかった。

(編集部)

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