気象前線通過、脳梗塞に注意を
2017年04月03日 07:05
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脳血管障害は気象変化の影響を受ける代表的な疾患である。発症頻度と気象条件の関わりについてはさまざまな研究が行われているが、これまで気象前線の通過と脳血管障害発症との関連性を見た報告はなかった。広島大学大学院脳神経内科学の下村怜氏らは、急性期病院に入院した脳血管障害患者約4,000例を対象に検討を行い、脳梗塞の発症頻度が前線通過で増加したことを第42回日本脳卒中学会(STROKE 2017、3月16日〜19日)で報告した。