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睡眠時間延長が高齢者の認知症リスクに

【海外短報】

 2017年04月05日 11:30
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イメージ画像 © Getty Images ※画像はイメージです

 高齢者の睡眠時間延長は早期の神経変性マーカーとして認知症リスクを予測する可能性があると、米・Boston UniversityのグループがNeurology2017; 88: 1172-1179)に発表した。

 同グループは、Framingham Heart Studyの参加者2,457例(平均年齢72歳、女性57%)を対象に、1日の総睡眠時間と認知症リスクおよび脳の加齢との関係を検討した。自己報告に基づき、睡眠時間を6時間未満、6~9時間、9時間超に分類した。

 10年間の追跡で234例に認知症の発症が確認された。多変量解析の結果、9時間を超える睡眠と認知症リスクとの間に有意な関係が認められた〔ハザード比(HR)2.01、95%CI 1.24~3.26〕。この結果には登録時の軽度認知障害(同2.83、1.06~7.55)と、高校卒業未満の最終学歴(同6.05、3.00~12.18)が強く関係していた。

 登録前の平均13年間における睡眠時間9時間超への移行は、全認知症(HR 2.43、95%CI 1.44~4.11)および臨床的アルツハイマー病(同2.20、1.17~4.13)のリスクと関係していた。また、9時間超群は6~9時間群に比べて脳の総容積が小さく、遂行能力も不良であった。

(編集部)

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