慢性偽性腸閉塞症に新・減圧療法
経皮内視鏡的胃空腸瘻造設術
2017年04月12日 11:35
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慢性偽性腸閉塞症(CIPO)は、器質的な原因がないにもかかわらず主に小腸で慢性的に腸閉塞症状を呈する難治性疾患であり、時に死に至ることもある。横浜市立大学肝胆膵消化器病学の大久保秀則氏は「診断基準の確立によりCIPOの確定診断までの時間が大幅に短縮された」と第13回日本消化管学会(2月17〜18日)で述べ、新たな減圧療法である経皮内視鏡的胃空腸瘻造設術(PEG-J)について紹介した。