妊娠高血圧腎症のスクリーニングを
USPSTF、妊娠中を通じての血圧測定を推奨
2017年04月27日 07:15
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米国予防医療サービス対策委員会(USPSTF)のKirsten Bibbins-Domingo氏らは、全ての妊婦に対して妊娠期間を通じて血圧を測定し妊娠高血圧腎症をスクリーニングすることを、グレードBで推奨すると勧告した(JAMA 2017;317:1661-1667)。診断基準には蛋白尿も用いられるが、現時点の科学的知見から、随時尿検査はスクリーニングに有用でなく、蛋白尿単独では妊娠高血圧腎症の予測精度が低いとの見解を示した。