ダニアレルギー性鼻炎アンケート②
医師と患者でアレルギー対策に大きな違い
2017年04月28日 11:00
ダニアレルギー性鼻炎の症状や治療に関する調査を経年的に続けている弊紙では、今年(2017年)も3月中旬から下旬にかけて、同疾患の診療を担う医師およびその患者を対象としたアンケート(それぞれ医師調査、患者調査と呼称)を実施した(関連記事「アンケート①」、「アンケート③」)。アンケートの結果、医師が患者に指導するアレルギー対策と、患者が実際に行っている対策には大きな違いがあることなどが示された。日本医科大学大学院頭頸部・感覚器学分野教授の大久保公裕氏の解説も交えてアンケートの結果を紹介する。
※医師調査は、Medical Tribuneウェブ版の医師会員178人を対象として行い、その内訳は小児科90人、耳鼻咽喉科46人、その他内科(アレルギー科および一般内科)42人で、HPが95人、GPが83人であった。患者調査は20~50歳代の104人(男性55人、女性49人)を対象に行った。