日本発のALS治療薬、米国で承認
2017年05月09日 15:00
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米食品医薬品局(FDA)は5月5日、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の治療薬としてエダラボン(商品名Radicava)を承認したと発表した。同薬は田辺三菱製薬が創製したフリーラジカル消去剤で、わが国では「ラジカット」の製品名で2001年に脳梗塞急性期の治療薬として承認され、2015年にALSへの適応追加が承認されている。今回のFDAによる承認によって、米国では20年ぶりにALS治療薬の新たな選択肢が加わることになるという。