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心不全発症の早期マーカーは?

【海外短報】

 2017年05月11日 07:10
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イメージ画像 © Getty Images ※画像はイメージです

 米・University of Marylandなどのグループが心不全発症を予測する早期の生化学的マーカーについて検討、その結果をCirculation2017; 135: 1494-1505)に発表した(関連記事「CAP罹患歴は心不全リスクを高める」)。

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 hs-cTnT値の上昇は一般集団における心不全発症と関係する。hs-cTnTと症状出現前の心筋の置換性線維化および構造的心疾患との関係を評価することは、心不全の予防戦略におけるマーカーとしての可能性を理解する上で重要と考えられる。

 同グループは、Multi-Ethnic Study of Athero­sclerosisに参加した心血管疾患(CVD)のない4,986例を対象に、登録時にhs-cTnT値の測定と心臓MRI検査を施行。その後、10年間の追跡でCVDイベントがなかった2,831例に再度の心臓MRI検査を行い、うち1,723例にガドリニウム(Gd)造影剤を用いた心臓MRI検査を施行して、遅延造影所見による心筋の置換性線維化を評価した。無症候性CVDの進行は、10年間における左室の構造および機能の変化とした。

 その結果、10年後にGd造影剤による心臓MRI検査を受けた参加者のうち、6.3%でGd遅延造影所見(心筋の置換性線維化)が検出された。hs-cTnT値の検出限界値未満(3ng/L未満)群と比較した7.42 ng/L以上群の置換性線維化の補正オッズ比(aOR)は2.87(95%CI 1.38~5.94)であった。

 また、hs-cTnT高値は左室心筋重量の12%を超える増加と関係(検出限界値未満群に対する最高値群のaOR 1.50、95%CI 1.09~2.07)していたが、左室駆出率の低下とは関係がなかった。

 さらに、hs-cTnT高値と無症候性心不全の発症リスクとの間に有意な関係が認められ、検出限界値未満群と比較した8.81ng/L以上群の補正ハザード比は5.59(95%CI 2.97~10.68)であった。

(編集部)

  

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