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腰痛へのステロイドの効果は?

【海外短報】

 2017年05月12日 07:00

イメージ画像 © Getty Images ※画像はイメージです

 フランスのグループが椎間板症による腰痛に対する椎間板内へのステロイド単回注射の効果を検討、その結果をAnn Intern Med2017; 166: 547-556)に発表した(関連記事「強直性脊椎炎にセクキヌマブを推奨」)。

続きを読む(読了時間:約 1 分) 

 椎間板症による腰痛には局所の炎症が関係している。同グループは、椎間板内へのステロイド単回注射の有効性を検討する二重盲検ランダム化比較試験を実施した。

 対象は、MRIで椎間板症が確認された慢性腰痛患者135例。椎間板造影中にプレドニゾロン25mgを注射するステロイド群に67例、椎間板造影のみの対照群に68例を割り付けた。

 主要評価項目は、介入後1カ月到達前48時間の疼痛評価スケール〔NRS、0点(無痛)~100点(最大の痛み)〕で40点未満の患者の割合とした。副次評価項目は12カ月後の疼痛強度と、1カ月後および12カ月後の不安・抑うつ、雇用状況、鎮痛薬・非ステロイド抗炎症薬の使用などとした。

 その結果、1カ月後の奏効者の割合は対照群の33.3%(63例中21例)に対し、ステロイド群では55.4%(65例中36例)と有意差が認められた(P=0.009)。しかし、12カ月後の疼痛強度と、その他の副次評価項目に有意な群間差は観察されなかった。

(編集部)

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