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肥満外科治療に減量以外の効果

【海外短報】

 2017年05月24日 07:00

イメージ画像 © Getty Images ※画像はイメージです

 オランダのグループが肥満に対する外科治療の効果を検討。その結果をCircu­lation2017; 135: 1577-1585)に発表した(関連記事「心血管病予防に計画的な食事を」)。

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 肥満と心不全発症との関係が観察されているが、因果関係は明らかではない。同グループは、スウェーデンの集約的生活習慣改善プログラム全国レジストリとScandinavian Obesity Surgery Registryから、心不全歴がない肥満患者を登録。中央値で4.1年追跡し、心不全の発症を比較した。

 登録患者は生活習慣改善群が1万3,701例、外科治療(胃バイパス術)群が2万5,804例で、両群の体重、BMI、潜在的交絡因子は同等だった。全ての解析に、登録時のBMIと登録時の変数から算定した傾向スコアに基づく逆確率重み付け法を用いた。

 その結果、外科治療群は生活習慣改善群と比べ体重の減少が大きく、差は1年後が平均18.8kg、2年後が平均22.6kgだった。また、外科治療群では追跡期間中の心不全発症リスクが有意に低く、ハザード比(HR)は0.54(95%CI 0.36~0.82)であった。1年後の体重10kgの減少による心不全発症HRは両群合わせて0.77(同0.60~0.97)で、この結果は感度分析でも有意であった。

(編集部)

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