TRK阻害薬、がん種を問わず奏効
ASCO2017 で発表、膵がんや小児がんも含めてORRは8割近く
2017年06月07日 13:40
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米・Loxo Oncology社は6月3日、17種のがん患者55例を対象に選択的汎tropomyosin receptor kinase(TRK)阻害薬larotrectinib (LOXO-101) の有効性および安全性を検証した第Ⅰ/Ⅱ相試験の結果として、客観的奏効率(ORR)が76%と良好であったことを第53回米国臨床腫瘍学会(ASCO 2017、6月2~6日、シカゴ)で報告したと発表した。臓器横断的な薬剤開発が加速化している。