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鉄欠乏HFrEFへの鉄補充は効果ない

【海外短報】

 2017年06月11日 07:00
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イメージ画像 © Getty Images ※画像はイメージです

 鉄欠乏を伴う左室駆出率が低下した心不全(HFrEF)患者への経口投与による高用量鉄補充に運動能力改善効果は認められないと、米国のグループがJAMA2017; 317: 1958-1966)に発表した(関連記事「米3学会・心不全管理GLを改訂」)。

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 鉄欠乏はHFrEF患者の約50%に見られ、左室機能低下と死亡の独立した予測因子である。しかし、この集団における経口投与による鉄補充の有効性は明らかにされていない。同グループは、経口鉄補充療法が鉄欠乏を伴うHFrEF患者の運動能力改善に有効かどうかを検討した。

 鉄欠乏(血清フェリチン値15~100ng/mLまたは同値が101~299ng/mLでトランスフェリン飽和度20%未満)があり、左室駆出率40%未満のHFrEF患者225例を対象とした。多糖類鉄群に111例、プラセボ群に114例をランダムに割り付け、それぞれ150mg×2回/日の経口投与を16週間行った。

 主要評価項目は登録時と比較した16週後の最大酸素摂取量の変化、副次評価項目は6分間歩行距離、血中N末端プロB型ナトリウム利尿ペプチド(NT-proBNP)値、Kansas City Cardiomyopathy Questionnaire(KCCQ)で評価した健康状態の変化とした。

 登録時の最大酸素摂取量の中央値は鉄補充群が1,196mL/分、プラセボ群が1,167mL/分であった。16週後の最大酸素摂取量は鉄補充群で23mL/分増加、プラセボ群で2mL/分減少したが有意差はなく(P=0.46)、鉄補充の効果は認められなかった。同様に、16週後の両群の6分間歩行距離、NT-pro BNP値、KCCQスコアにも有意差はなかった。

(編集部)

  

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