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スタチン療法でTAVR後の生存率が改善

【海外短報】

 2017年06月17日 07:00

イメージ画像 © Getty Images ※画像はイメージです

 ストロングスタチンの投与が経カテーテル大動脈弁置換術(TAVR)後の生存率の改善と関係することを示すデータが、米・Cleveland Clinic FoundationなどのグループによりAm J Cardiol2017; 119: 1832-1838)に発表された。

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 スタチン療法は心血管死のリスクが高い患者の生存率を改善するが、TAVRを受けた患者におけるスタチン療法の効果は明らかにされていない。同グループは、TAVRを施行した294例を対象にTAVR後の有害事象、30日死亡率、全生存へのスタチン療法の影響を検討した。

 TAVR施行時に、41例(14%)がストロングスタチンであるアトルバスタチン(40~80mg/日)またはロスバスタチン(20~40mg/日)による高強度スタチン療法、173例(59%)が低~中強度のスタチン療法を受けていた。80例(27%)はスタチン療法を受けていなかった。

 解析の結果、スタチン療法とTAVR後の脳卒中、心筋梗塞、急性腎障害の発症率および院内死亡率、30日死亡率との間に有意な関係は認められなかった。一方、2年生存率は高強度スタチン療法群が83%、低~中強度スタチン療法群が70%、非スタチン療法群が57%だった(P=0.016)。

 リスク補正モデルによる解析では、高強度スタチン療法群は非スタチン療法群に比べ全死亡リスクが64%低かった(ハザード比0.36、95%CI 0.14~0.90、P=0.029)。

(編集部)

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