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油性造影剤で子宮卵管造影後の妊娠率が向上

【海外短報】

 2017年06月21日 07:05
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イメージ画像 © Getty Images ※画像はイメージです

 子宮卵管造影後の不妊女性の妊娠率は、油性造影剤を使用した方が水溶性造影剤を使用するよりも高いことが明らかになった。オランダのグループが、N Engl J Med2017; 376: 2043-2052)に発表した。

 不妊女性では子宮卵管造影後に妊娠率が高まることが報告されているが、使用する造影剤のタイプ(油性または水溶性造影剤)がこの治療効果に影響しているかどうかは不明である。

 同グループは、オランダの27病院で不妊女性1,119例を対象に多施設ランダム化比較試験を実施。子宮卵管造影時に油性造影剤を使用する群に557例、水溶性造影剤を使用する群に562例を割り付けた。検査後、カップルに妊娠指導または女性に子宮腔内精子注入を行った。主要評価項目は、ランダム化後6カ月以内の妊娠継続率とした。

 その結果、妊娠継続率は水溶性造影剤群の29.1%(161/554例)に対し、油性造影剤群では39.7%(220/554例)と有意差が認められた(率比1.37、95%CI 1.16~1.61、P<0.001)。生児出産率は油性造影剤群が38.8%(214/552例)、水溶性造影剤群が28.1%(155/552例)であった(同1.38、1.17~1.64、P<0.001)。有害事象の発現率は両群とも低く、同程度だった。

(編集部)

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