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術前予防的抗菌薬投与の至適タイミングは?

【海外短報】

 2017年06月22日 07:00

イメージ画像 © Getty Images ※画像はイメージです

 外科手術における予防的抗菌薬の切開前60分以内の早いタイミングでの投与と遅いタイミングでの投与で手術部位感染(SSI)の発生率に差は見られないと、スイスのグループがLancet Infect Dis2017; 17: 605-614)に発表した。

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 観察研究の結果から、SSI予防のために切開前60分以内の予防的抗菌薬の投与が推奨されている。しかし、投与の至適タイミングは明らかでない。同グループは、術前予防的抗菌薬の早期投与と遅延投与の効果を比較した。

 対象は一般外科の成人入院患者。予防的抗菌薬を麻酔導入室で投与する早期投与群と、手術室で投与する遅延投与群に1:1でランダムに割り付けた。抗菌薬として、広く用いられている半減期が短いセファロスポリン系薬のセフロキシム1.5gを2~5分かけて単回静注した(結腸直腸手術ではメトロニダゾール500mgを併用)。主要評価項目は術後30日以内のSSI発生率とした。

 2013年2月21日~15年8月3日に、5,580例(早期投与群2,798例、遅延投与群2,782例)を登録した。解析対象は5,175例(同2,589例、2,586例)だった。

 投与時間の中央値は早期投与群が切開前42分(四分位範囲30~55分)、遅延投与群が切開前16分(同10~25分)であった。入院中の追跡率は100%、外来での追跡率は88.8%(4,596/5,175例)で、全体のSSI発生率は5.1%(234/4,596例)だった。予防的抗菌薬の早期投与に、遅延投与を上回る有意なSSIリスクの低下は認められなかった(オッズ比0.93、95%CI 0.72~1.21、P=0.601)。

(編集部)

  

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