過去39年間に西洋諸国の男性で精子数が半減
1973~2011年の精液試料を検討した185研究のメタ解析
2017年08月07日 06:15
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イスラエル・Hadassah-Hebrew UniversityのHagai Levine氏らは、精液試料を調査した185件の研究のメタ回帰分析の結果から、北米、欧州、オーストラリアおよびニュージーランドを含む西洋諸国では、1973~2011年に男性の精子数が半減したことをHuman Reproduction Update(7月25日オンライン版)に報告した。今回、公衆衛生上の重大な結果が示されたとして、精子数減少の原因解明が早急に求められると指摘している(関連記事「PPIが精子の質に悪影響」、「シフト勤務が尿路症状や性機能に影響?」)。