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Muse細胞による遺伝子治療でグリオーマに曙光

2017年08月24日 14:37

 全脳腫瘍例の4分の1を占める神経膠腫(グリオーマ)は、腫瘍が脳内で浸潤性に発育するため、脳機能の温存を考慮すると治癒的手術が困難となる。残存腫瘍に対しては放射線療法や抗がん薬が用いられるが、完治には至らない。最も予後が悪い膠芽腫(グリオブラストーマ)では生存期間は1.5年程度である。このたび、浜松医科大学脳神経外科教授の難波宏樹氏らは、東北大学との共同研究でMuse(multiliniage-differentiating stress enduring)細胞を遺伝子のベクターとして用いる動物実験を行い、グリオーマに対するHSVtk/GCV遺伝子治療の腫瘍縮小効果と予後改善効果が示されたと、Mol Ther Oncolytics(2017; 6: 45-56)に発表した。グリオーマ治療にブレークスルーは見いだされたか、難波氏に聞いた。

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