新生児の聴覚検査システムを強化、米CDC
新生児難聴の早期診断・介入率が改善
2017年08月28日 07:10
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先天性難聴の頻度は1,000人に1人とされるが、日本では2016年度に新生児の15%が聴覚検査を受けなかったことが日本産婦人科医会の調査で明らかにされた。こうした中、米疾病対策センター(CDC)が8月25日に発表したMorbidity and Mortality Weekly Reportによると、CDCは2005年以降、全米各州のEarly hearing detection and intervention (EHDI) プログラムを支援することで、新生児聴覚スクリーニングのシステムを強化しており、新生児難聴の早期発見・介入率が改善しているという(関連記事「米の難聴者数、40年後までに倍増」)。