青壮年、高齢者でも人工股関節を考慮
変形性股関節症の診療ガイドライン改訂
2017年09月04日 06:20
2008年に発行された変形性股関節症(股OA)診療ガイドライン(GL)が昨年(2016年)改訂された(関連記事:大腿骨寛骨臼インピンジメント 狭義の診断指針、股関節OAの一因"FAI"の実態を検討)。大阪急性期・総合医療センター整形外科主任部長の西井孝氏は、改訂GLの人工股関節全置換術(THA)の章について第90回日本整形外科学会(5月18〜21日)で解説した。改訂GLでは、青壮年期や高齢者のTHAに関するクリニカルクエスチョン(CQ)などが新設されたという。(関連記事:患者の状態から見た関節温存術)