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透析開始前の低SBPが開始後死亡増加と関係

【海外短報】

 2017年09月15日 06:10

イメージ画像 © Getty Images ※画像はイメージです

 維持透析開始前の平均収縮期血圧(SBP)が140mmHg未満の患者は透析開始後の3カ月以内の死亡リスクが特に高いことを示す観察研究の結果が、米国などのグループによりAm J Kidney Dis2017; 70: 207-217)に発表された。

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 維持透析への移行直後は死亡率が高いが、透析開始前の血圧と透析開始後の死亡との関係は明らかではない。同グループは、2007年10月~11年9月に維持透析に移行した米国の退役軍人1万7,729例を中央値で2.0年追跡し、この関係を検討した。

 維持透析開始前1年間の継続測定に基づき、平均SBPを10mmHgごとに120mmHg未満~160mmHg以上の6段階、平均拡張期血圧(DBP)を10mmHgごとに60mmHg未満~90mmHg以上の5段階にそれぞれ分類。人口統計学的要因、併存症、薬物治療、心血管治療薬のアドヒアランス、BMI、推算糸球体濾過量、シャントのタイプを補正したCox回帰モデルで、透析開始後の異なる期間(3カ月未満、3~6カ月未満、6~12カ月未満、12カ月以降)の全死亡を評価した。

 維持透析開始前のSBPとDBPの平均はそれぞれ141.2±16.1mmHg、73.7±10.6mmHgだった。SBPと全死亡との間に逆J字型の関係が見られ、SBP 140mmHg未満は死亡リスクが有意に高かった。

 SBP低値と関係する全死亡リスクは維持透析開始後の最初の3カ月間が最も高く、SBP 140~150mmHg未満と比較した同120mmHg未満、同120~130mmHg未満、同130~140mmHg未満、同150~160mmHg未満、同160mmHg以上の多変量補正ハザード比はそれぞれ2.40、1.99、1.35、0.98、0.76であった。

 維持透析開始前のDBPと透析開始後の全死亡との間に有意な関係は認められなかった。

(編集部)

  

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